日本電子医療情報学会は、日本臨床総合医科学会の分科会です。
News:
日本医事法研究学会、日本医事法学協会が設立されました。令和6年12月20日
日本医事法研究学会が、法学、経営学研究者と行政書士が中心になり設立されました。
同学会は、日本ビジネス・マネジメント学会の分科会としてスタートを切ります。
同時に同学会の実践団体である日本医事法学協会も設立されました。
日本医事法研究学会 https://mlsj.admin-law.net/
日本医事法学協会 https://mlaj.admin-law.org/
※電子医療情報を法的観点からどうあるべきかを共同研究したいと考えます。
電子医療情報の現在は!
調剤記録の電子化により、電子処方箋、電子薬歴、電子処方箋の保存等が進められて、かつ各医療機関では患者の診療情報の電子カルテ化が進んできています。
しかし、各医療施設が個々に管理をしているために保存データに限度があり又システムも個々で管理するのみで、その共有は行われていません。
電子処方箋は、オンライン資格確認システムと連携し、患者の同意のもとで全国の医療機関、薬局で過去3年間の調剤履歴が参照できるシステムになってきています。
やっと、調剤についての情報の共有が可能になってきましたが、病院、診療所等の医療情報の共有は、ほど遠いのが現在の状況なのです。イギリスにおいては電子カルテの国有管理が進められ重複診療、重複検査がなくなって医療費の削減のみではなく治療方針、治療方法に大きな貢献をしてきています。
わが国では、電子カルテの国有管理を主張すると医師会や病院協会から猛反発を受けます。しかし、医療は誰のためにあるのかを考えたとき、自ずと結論は出てくると考えます。
時の流れに任せることも選択肢ですが、真の医療の在り方を国民と医療機関、政府がこぞって考えなければならないと思います。
遠隔医療について!
コロナは人類に大きな打撃を与え今だまん延し終息して欲しいと願います。しかし、半面で人類に遠隔医療やリモートワーク、リモート会議を推進させました。
遠隔医療は、まだまだの感を拭えませんが着実に進歩を続けています。遠隔医療も電子情報なしには成り立ちませんので当学会の研究分野でもあります。
学会としては日本遠隔医療学会が活動を着実に進めています。
DXについて!
DX(デジタルトランスフォーメーション)医療におけるDXはデジタル技術を活用し、環境の変化に対応し、医療サービス、患者のニーズに即応するために、組織、プロセス、文化等を変革することです。
企業においてはDXが叫ばれ進みつつありますが、医療業界では医療機器に関するDXは進んできていますが医療情報については遅れている感を拭えません。
国民と医療機関、政府がこぞって考えなければならにことではないでしょうか。
日本電子医療情報学会は、医療業界と国民を結ぶDXを推進します。
日本臨床医学情報系連合学会加盟
日本臨床総合医科学会所属分科会
Japan Electronic Medical Record Society
日本電子医療情報学会
〒164-0013 東京都中野区弥生町3-24-11 東大附属前学術振興センター内
日本臨床医学情報系連合学会link
「木を見て森を見ず」との諺は現代医学にも当てはまると思われます。当連合学会は、患者の疾病(木)を診るための手段としての森である「広義の臨床医学情報」という新たな学問体系を確立するために医療系学会と経営系学会が連合して設立されました。 日本臨床医学情報系連合学会は、患者情報管理、世界医療情報、最先端医療情報、医療機器システム、AI・IoT応用医療、医療用コンピュター、臨床疫学情報分析、医療学術情報、リスク管理、医療経営、病院経営分析、病院会計等の「情報等」が研究対象です。